日本酒の入口から出口までを担う酒屋”Sake Base”の小山谷津地区での山田錦プロジェクト

「なにをするの?」

日本酒はお米から出来ていて、農業とは切っても切れない関係性だということに気がつき、酒屋としてお客様に日本酒を販売するだけではなく、お米を生産することでお客様に日本酒や田んぼの魅力をより伝えていくことで、より魅力的な酒屋になれるのではないかと考えました。

日本酒の入口から出口まで、携わらせていただくことでSake Baseの店舗や小山谷津地区に訪問したお客様にお米の魅力をより伝え、日本の素晴らしさを感じてもらえたらと考えています。

酒造好適米の代表格である山田錦をSake Baseで栽培し、自分たちが訪問しご縁のあった信頼できる酒蔵に日本酒を醸してもらい、完成した日本酒をSake Baseで小山谷津地区や酒蔵の魅力を伝えながらお客様にお届けするというプロジェクトです。

「なぜこの場所で?」

千葉市緑区の小山谷津地区で、30年もの間、放置されていた土地は棚田になっており、機械が入れない為、手作業で整備しました。機械が入れないからこその棚田の魅力や風景の素晴らしさを伝えていければと考えています。

小山谷津地区は、1999年に絶滅危惧種に指定された日本メダカや、数が減少しているアカガエルが暮らす、豊かな土壌で、ヘイケホタルなども暮らしています。しかし、耕作放棄地が目立つなど、課題も多数残されています。

山田錦プロジェクトが成功し、この課題解決に繋がっていければと考えています。たくさんの人に農業の魅力を伝えていくことで保全を推進していくことが出来るのではないかと考えています。

小山谷津地区の農家指導者にもプロジェクトの趣旨を説明し、理解してもらったうえで、山田錦プロジェクトにも加わってもらっています。田植えや収穫体験、ホタル観賞会などを開催して、少しでも日本酒について、小山谷津地区について知ってもらえると嬉しいです。江戸時代から景観の変わらない古民家も数多く残っており、使用している建物は築70年を超えている、趣深い建物です。

今年は種もみを育て、来年の種を確保する段階で、現在は耕作放棄地を田んぼに再生し、来年には日本酒に出来ればと考えています。
千葉で栽培された山田錦が日本酒になって千葉へ戻ってくるのかを皆様にも楽しみに待っていてもらいたいです。

僕たちが農業をする理由

Sake Baseが現在取り組んでいる事業のひとつに酒米の栽培事業があります。

これを“Sake Base山田錦プロジェクト”と名付けてSake Baseが主体的に酒米を栽培しているのですが、最近たくさんの人に質問されるのが、なぜSake Baseが酒米を栽培するのか?プロフェッショナルな農家に酒米の栽培をお願いすれば良いのではないかという意見を頂きます。確かにSake Baseが農家に取り組む理由が小山谷津地区に高いポテンシャルを感じていて酒米を栽培するだけであれば、専業のプロフェッショナルな農家に委託すれば解決する問題なのかもしれないのですが、僕たちは決してそれだけでは、このプロジェクトにおいて満足することが出来ないと感じています。

理由はふたつあり、ひとつは日本酒に関連した事業に取り組むなかで、常日頃から感じていることは日本酒も農業であるという事です。人々の暮らしの根幹でもある農業を自身で体感することは将来Sake Baseにとっても、Sake Baseのサービスを使ってくださるお客様においても必ず有益になると考えています。

日本はこれから農業に関する社会問題が増えていくなかで、Sake Baseも日本酒を通して農業という部分に積極的にアプローチしていき、問題解決をしていければと考えております。簡単に説明すると生産者の苦労を体感し未来に活かすということです。

ふたつめは応援してくれるお客様はSake Baseが30年間放置された耕作放棄地を開墾した。除草した。種蒔きした。育苗した。田植えをした。収穫した。そんな日本酒を味わいたいというような熱い想いを共有してくれている、心から応援してくれている方が多いのではないかと信じているからです。

そんな方々に最高に熱い日本酒というカタチで恩返しが出来ればと考えています。小山谷津のポテンシャルももちろんですが、Sake Baseに可能性を感じて応援して頂いているお客様を感動させたい。
この想いが正直な気持ちです。

住所:千葉県千葉市緑区小山町149

Follow me!