2008年に20年ぶりに酒造りを再開させ復活した酒蔵

小松酒造場は大分県宇佐市に蔵を構え、創業は1868年ですが、1988年に生産量が減っていたのと、杜氏が事故に遭ってしまった影響で酒造りが出来なくなってしまったのを理由に休止しました。他の酒蔵に製造を委託しながら、酒蔵を存続させていたところ、「自分の蔵で美味しい日本酒を造りたい」という熱き想いを持った6代目蔵元の小松潤平さんが蔵に戻り、2008年に20年ぶりに酒造りを再開しました。小松酒造場で酒造りを復活させるまでには大変な苦労があったそうです。

小松酒造6代目蔵元の小松潤平氏

小松潤平さんは昔から酒造りがしたいという想いが強く、大学は醸造学を学べる東京農業大学を選び、卒業してからは、滋賀県の池本酒造や高知県の仙頭酒造、酔鯨酒造で修行し、醸造技術を学び、小松酒造場での酒造りを復活させました。小松酒造場での酒造り1年目は酔鯨酒造と同じ造り方で行ったそうです。しかし、自分が目指す酒質とはかけ離れた日本酒ができてしまったそうです。

米ごとに適した仕込みの温度、環境の大切さを大事にしている

小松酒造場の仕込み水は蔵の中の井戸から汲み上げた固めの中硬水で、酔鯨酒造の仕込み水とは違い発酵が進み、旺盛になってしまうので、仕込み方を変えていくなど試行錯誤していく必要性がありました。これからも最良の酒造りを求めて進化させていく必要性があるそうです。

“若い世代の人たちに豊潤を飲んでもらいたい”

“豊潤 特別純米 芳醇辛口”

“豊潤”は旨味の感じることのできる食中酒タイプのスッキリした日本酒を目指しながらも、甘さや酸味の効いた乾杯のシーンで飲みたくなるような日本酒を仕込んでいます。理由は若者の日本酒離れやアルコール離れが急速に進む中、飲みやすく少量でも記憶に残りやすいような日本酒を造ることによりたくさんの人に日本酒を好きになってもらいたいからです。

大分産にこだわるだけでなく、大分の日本酒、土地の魅力も伝えることにこだわりを持つ

他にも大分県で酒造りをしていることから、大分県産の酒米を積極的に取り入れています。大分らしいお酒を造りたいという想いや、大分県にも美味しい日本酒がたくさんあるということを知ってもらいたいという熱き想いがあるからです。

住所:大分県宇佐市長洲3341

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