一年中豊かな水を利用し酒を醸す酒蔵“奥飛騨酒造”

300年以上飛騨の地で酒造りの伝統を守り続けている酒蔵

岐阜県下呂市に酒蔵を構える“奥飛騨酒造”は、1720年(亨保5年)10月に、吉田屋多吉により酒蔵業を開始した酒造であり、旧名は高木酒造で栄えた酒蔵でもある。2000年から2006年からは全国新酒鑑評会で4回「金賞」を受賞するなどの功績も携えている。現在の主要銘柄は、地元向けの銘柄「奥飛騨」や特約店限定の「初緑」などがある。蔵の外観からは、歴史を感じることが出来、蔵の中の一部は貴重な古い資料や当時使用されていた酒造りに必要な道具が展示されている歴史を感じることの出来る博物館のような空間になっています。また、蔵の中では、クラシックやピアノのコンサートを開催し、蔵そのものの魅力を伝えたり、消費者の方により身近に奥飛騨酒造を知ってもらうためのコンテンツ作りにも取り組んでいます。

自然豊かな地で醸される「初緑」

統一感のあるデザインが特徴

主要銘柄「初緑」の名前の由来は、「緑の水に囲まれた山里の酒」という意味が込められており、江戸後期天保年間、尾張の殿様によって名付けられました。「緑の水に囲まれた山里」と言われているように、イワナの住む馬瀬川と飛騨川が合流する地域で、そこには飛騨の山々から雪解け水(伏流水は中硬水)が流れ込んできます。このような、自然豊かな場所で「初緑」は醸されます。初緑は、殿様が飲むにふさわしいフルーティーな日本酒に仕上がっています。また、28才の女性が蔵に入り日本酒を造っている為、若い女性ならではの目線・感性で、どこか優しく飲みやすい印象であったり、人を選ばない、クオリティーが高い日本酒だと感じます。最近では、SNSなども積極的に取り入れ、酒蔵や日本酒の情報発信も怠らない。岐阜の地で造られる「初緑」からはこれからも目が離せない。

女性ならではの目線で醸す酒造り

奥飛騨酒造の女性蔵人 高木梨佐氏

28才の女性の蔵人の名は高木梨佐氏。高木氏は父親が奥飛騨酒造の現蔵元である高木千宏氏であり、親子代々で奥飛騨酒造の魅力の底上げを行っている。昨年に日本酒の蔵人になり、それまでは全く違う業種の仕事をしていたとのこと。後継者の存続が難しいと言われている日本酒業界で、自分も日本酒の魅力を高める力になりたい。その思いから日本酒の蔵人になり、現在では蔵人だけでなく、自身の前職の経験から全国の酒屋に売り込みにかけに行くことも絶やさないとのこと。

住所:岐阜県下呂市金山町金山1984

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