日本生まれの家電メーカー “アクア”が開発した日本酒専門セラー『SAKE CABINET』の 魅力に迫る!


徹底した温度管理で、普段から日本酒をおいしく飲むキッカケに!「SAKE CABINET」の魅力


アクア株式会社が開発した日本酒専門セラー『SAKE CABINET』

日本で冷蔵庫や洗濯機などの家電製品を手掛けるアクア株式会社(以下、アクア)は、日本酒セラー「SAKE CABINET」を日本酒愛好家に広めるべく、メディア・エージェンシーであるINCLUSIVE株式会社と協力して2019年3月にMakuakeクラウドファンディング・プロジェクトとして発表しました。

そこで、「SAKE CABINET」の開発に携わられたアクアの新規ビジネス企画グループ・ディレクター永井さんにお話を伺いました。「日本の素晴らしい伝統的な産業である日本酒の魅力を多くの人に伝えていく為には、酒質の向上だけでなく、家電メーカーとして、日本酒の保管方法や流通などの日本酒を取り巻く環境整備に欠点があると感じていました。日本酒セラー『SAKE CABINET』は日本酒を適切な状態で保管ができる機能性だけでなく、高級感もありながら、気軽に普段使いできるデザイン性も兼ね備えているのが特徴です。まだ『SAKE CABINET』のクラウドファンディング・プロジェクトが始まったばかりですが 、『SAKE CABINET』を通じて日本酒の魅力をより広めることが出来たら嬉しいです。」と永井さんは話してくれました。

グラデーション調の七宝柄は見る者を魅了します。

外装はツヤのある漆黒の外装にグラデーション調の七宝柄(円満を表し、縁起の良い吉祥模様のこと)を採用し、高級感があり洗練されたデザインが特徴的です。庫内は3段構造になっており、上段には四合瓶(720ml)が最大12本収納可能で、中段には一升瓶(1800ml)が9本収納出来るスペースが設けられており、下段には300mlの小瓶が8本収納出来るスペースが確保されております。また、ドア部分には酒器などを冷蔵する棚が設けられているため、日本酒と酒器の両方を冷やすことができ、より一層ベストな状態で日本酒を楽しむことが可能になりました。“ちょうどよいサイズ”をイメージした100リットル台の収納容量は、購入してから長期保管をしたい人にもオススメの日本酒セラーです。

日本酒はデリケートで、管理が難しい

日本酒は光や温度の影響を受けると色や風味が変化し、老ね香(ひねか)の原因になります。直射日光を防ぐだけでなく、室内の散乱光や人工照明が原因の品質低下や暗所に保管の場合でも温度管理が出来ておらず、日本酒によっては老ね香と呼ばれるくどい雑味や香りが発生してしまいます。それくらい日本酒は非常にデリケートなお酒なのです。

劣化を防ぎ、多くの人に本来の日本酒の美味しさをより体感してもらうためにも、日本酒専門セラー「SAKE CABINET」は遮光性を重視し、日本酒が光を浴びることが原因による酒質の劣化を防ぐことが出来る仕様となっています。他にも、日本酒は横置きして保存するとお酒が空気に触れる面積が広くなり、酸化が進んでしまうことから高さが約40㎝ある一升瓶の縦置きが可能な庫内構造にしています。

日本酒の温度管理を第一に考えられた温度設定

設定温度帯はマイナス10℃~プラス10℃での温度管理が可能です。中でもマイナス5℃で保存すると日本酒にとってより適切な環境となり、特に生酒などの酒質が変化しやすい日本酒も開栓後でもある程度の期間であれば、そのままの酒質を維持することが可能になりました。温度設定も5℃ずつ変更できる点を活用し、低温熟成をセラー内で行えるなど使い方のバリエーションも豊富です。これにより、日本酒を楽しむ幅がさらに広くなりました。

「日本酒生産者の想いをそのまま日本酒愛好家に伝える」を焦点に開発した日本酒専門セラー

「SAKE CABINET」は、自分の好きな日本酒に出会う喜びを知ってもらう機会になる

アクアは日本生まれの家電メーカーとはいえ、日本酒業界に全く足を踏み入れたことのない企業が日本酒専門セラーを製造し、飲み手である消費者に満足してもらえるか、日本酒を醸している酒蔵の方たちや売り手である酒屋や居酒屋の方たちに業界を底上げする取り組みだということを理解してもらえるかなど、アクアの担当者は不安もあったそうです。

温度管理を徹底している酒蔵「新沢醸造店」の日本酒“愛宕の松”

開発にあたり、温度管理や品質管理の差がどれだけ日本酒の味を変化させてしまうのかという点においても理解を深める為、永井氏は日本酒業界の中でも品質管理や温度管理を重視する宮城県の酒蔵“新沢醸造店”を訪ね、アドバイスをいただき、そこから試行錯誤を重ね開発に至りました。また、酒蔵の商品管理の方法や酒屋や日本酒を取り扱う飲食店の現状や管理形態を考察し、日本酒の”温度管理”の重要性にも気付かされたといいます。

また、日本酒の品質管理は微生物の働きをより理解することがキーワードになっていると知り、東京農業大学の准教授からもアドバイスを求めるなど、日本酒にとって適切な温度管理への理解を深めるために奔走したということです。

2つの会社が日本酒業界の底上げと新たな客層の開拓を模索

アクア株式会社は心地よさを感じるような商品開発を第一にしている

「SAKE CABINET」を広めるプロジェクトにおいて、アクア株式会社は洗濯機や冷蔵庫の家電メーカとして、INCLUSIVE株式会社はメディア・エージェンシーという立場から、役割分担をしています。アクア株式会社は、ハードウェアとしての商品開発を担当しており、INCLUSIVE株式会社は、生産者にあたる酒蔵、売り手になる酒屋・居酒屋に日本酒セラーの魅力的な情報発信の部分を率先的に行っています。

INCLUSIVE株式会社は持続可能なメディア運営支援を行っている

また昨今はSNSなどの活用により、販路を拡大できるという利点から他業種の参入は日本酒業界全体の底上げや意識の向上、新たな客層の開拓にも繋がると考えています。「SAKE CABINET」を世の中に広めるために「SAKE PROJECT」にメディア・エージェンシーという立場からINCLUSIVE株式会社が参画しています。

日本酒専門セラーをインテリアの一部として馴染むデザインに。

実際に「SAKE CABINET」の商品開発を発表した際にも日本酒愛好家の方から「前からこんな日本酒セラーが欲しかった!」「家庭用の日本酒セラーがやっと出てきて嬉しい!」「日本酒セラーの普及に期待しています!」など、喜びの声が多く上がったといいます。

INCLUSIVE株式会社・守山氏は、日本酒愛好家からのニーズに応えるために「SAKE CABINET」は誕生しましたが、製品開発したら終わりではなく、普及という点からも飲み手の方たちの日本酒のセラーを通して、コミュニティの創造や話題のツールとなり、それぞれの視点で日本酒の魅力を発信していって欲しい。その中心に日本酒専門セラー「SAKE CABINET」があることをイメージしており、日本酒を美味しく飲む為の環境整備に取り組むことが私たちの役目です。」と語ってくれました。

また、「日本酒セラー」が家庭で一般化することを目指し生産量の増産やメーカーである酒蔵や売り手である酒屋・居酒屋の方たち専用の業務用日本酒セラーの開発も家電メーカーである私たちの取り組むべき課題だと考えていると永井氏は語ってくれました。

日本酒啓蒙サイト「shugo-sake.shop」

今後は、「SAKE PROJECT」の一環である「shugo-sake.shop」などのwebメディアや、今後リリース予定の日本酒アプリ「SHUGO」を制作し日本酒を嗜む飲み手と日本酒を醸し出す造り手が繋がることを目標に、飲み手の声と蔵人の声を直接聞くことができるコミュニティの場を提供したいと守山氏は語ってくれました。

住所:東京都中央区日本橋堀留町1丁目11-番12号

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