お手頃な価格で普段飲みの酒を上質に

全量純米の造りを行う酒蔵“長生社”

酒蔵の近くでは、アルプス山脈の一望を眺めることも可能

信濃鶴の蔵元、酒造株式会社長生社は長野県駒ヶ根市に蔵を構え1883年(明治16年)創業の酒蔵です。駒ヶ根市は、木曽山脈に属しており、県の南西部に存在する木曽駒ヶ岳の麓に位置していることが、市名の由来になっています。市のキャッチフレーズが「アルプスが二つ映える街」とされているように、市内からは西側に中央アルプス、東側に南アルプスの雄大な姿を望むことが可能です。中央アルプスは、長野県の南西部に位置している木曽谷と伊那谷に跨って南北に続いている山脈です。南アルプスも南北に続き、山梨県や静岡県との県境にもなっています。また、太平洋に注いでいる天竜川が、南アルプスの麓付近を流れています。

長生社では、本物の日本酒とは何か、誇れる地酒とは何か、うまい普通酒とは何かを求め、地元で収穫された「美山錦」のみを使用し、醸造アルコールを使用しない純米酒のみを製造しています。また、蔵元兼杜氏である北原岳志氏は、醸造業を農業そのものだと考え、農耕の発達によって街ができ、そこに文化が芽生えたように、街づくりの担い手となること。そして、日本酒文化や日本の伝統産業を後世に継承していけるよう、日々努力しています。

 2001年から全量純米蔵へと大幅な路線変更を行い、醸造技術においては、長生社の初代社長が広島県東広島市の蔵元の「賀茂鶴」のような酒を造りたいと考え、賀茂鶴酒造から醸造技術を学ばせてもらったこともあって、賀茂鶴の鶴の文字を貰って信濃鶴と命名した日本酒を醸し始めました。また、蔵の外観や内装なども賀茂鶴酒造からヒントを得て創られた部分が現在も多数残っています。

全国新酒鑑評会において、平成4年から14年までの10年間で、8回金賞を受賞しました。その後の平成15年からは、どの酒蔵も使っていなかった美山錦で醸した純米大吟醸を出品。平成19年と平成22年に、全国でも数少ない美山錦使用の純米大吟醸で金賞を受賞しました。また、アウトドアメーカーで名が知れているmont-bellのオンラインショップでも購入することができるなど、他分野からの発信にも力を入れている酒蔵です。

「アルプスが2つ映える街」で醸される“信濃鶴”

長生社の代表銘柄“信濃鶴”

毎日飲んで頂く何時もの酒を最高の品質にしたいこと」をテーマに、「信濃鶴」は美山錦の精米歩合を最低でも60%とし、全て吟醸造りに拘った低温発酵で醸造しています。また、多数のサーマルタンクを配置することや、徹底した原料処理と上槽後の処理、温度管理をすることで、丁寧に醸された「信濃鶴」は、柔らかな口当たりとスッキリとした後味に仕上がっています。

「信濃鶴」は、日本酒が好きな人に知ってもらいたい日本酒です。食前酒、食後酒として飲むのも良いですが、食中なら甘口のタレが効いている焼き鳥との相性も素晴らしい日本酒です。そして、「信濃鶴」は毎日呑んでも呑み飽きない酒、毎日呑んでも良いと思ってもらえる価格の酒であることにこだわりを持っています。

住所:長野県駒ヶ根市赤須東10-31

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