千葉の名水地、久留里で酒を醸す“藤平酒造”

久留里の誇り「藤平酒造」の魅力とは

千葉の南房総に位置する久留里市で酒を醸す藤平酒造は、1716年(亨保元年)に創業し、江戸時代中期より酒造りを始めた酒蔵です。

藤平酒造の酛場

1980年(昭和55年)に「福祝」の銘柄を造り始め、現在に至るまで、約30年以上「福祝」の銘柄を造り続けています。創業から代々家系の中で酒造りを続けており、現在は、母親の藤平恵子氏が蔵元になり、酒造りは、3兄弟が中心となって酒を日々醸しています。

長男の藤平和也氏が運搬などの事務全般を行い、次男の藤平典久氏が酒造りの仕込み全般を取り仕切り、三男の藤平涼三氏が酒造りの麹作りと多方面の営業を中心に行っています。藤平酒造は、家系で“福祝”、そして日本酒の魅力を深めていくことをこれからも惜しみません。

生きている水と評される“久留里の水”

軟水の生きた水は、千葉県でも有数です。

久留里の水は、明治中期に上総地方で開発された「上総掘り用具」により、各地に自噴井戸が掘られました。生活用水としても、人々の生活に無くてはならないものとして大切にされてきたため、久留里の井戸水はとても重宝されてきました。

君津市民からは、「久留里の生きた水」と呼ばれ、多くの県内や、県外の人々が水を汲みに訪れていることも増えているため、観光地にもなっています。平成20年6月には、千葉県で唯一「平成の名水百選に選ばれているなど、全国の中でも良質な水として有名です。

また、久留里の井戸水は、清澄・三石山系の山林に溜まった雨水が、天然の地層(笠森層)を通る事で水の水質がろ過され、さらに地下にある水脈を通って湧き出てきます。

生きた水で醸される日本酒“福祝”


藤平酒造の日本酒“福祝”は、仕込み水が、良質な中硬水であり、水に含まれているミネラルが多く含まれているため、酒造りにも適しており、飲み口ものどごしも透き通っているような味わいと厚みがある米の旨味が特徴です。

藤平酒造の銘柄「福祝 純米大吟醸 備前雄町 60」

藤平酒造の定番酒でもある、「福祝 純米大吟醸 備前雄町」は、スッキリとしていて柔らかい飲み口が特徴でありながらも、後に来る厚みがかった米の旨味が特徴の日本酒です。さらに、常温・ぬる燗、熱燗の温度帯によって、まろやかな味わいや旨味がより滑らかになるのも特徴です。アジなどの魚や、お米との相性も抜群です。

住所:千葉県君津市久留里市場147

Follow me!